Rann育児や日々のブログ

育児や仕事で学んだことを紹介します

ママ友からの相談事

こんにちは、Rannです。

 

今日は障害をお持ちのママ友から相談を受け、それに対する私なりの考察をまとめました。

 

障害のあるなしに関わらず、子育てする人にとって少しでも参考になれば幸いです。

 

 

質問:障害のある子どもはどのように成長していくか?

 

答え:質問が抽象的なので、少し答えにくいところではあります。

まず、一般的にリハ担当は子供の将来図などをむやみに口には出しません。

それは、親御さんが医療者からの説明によって子供や親御さんを喜ばせたり、悲しませたりする一方、それとは違った成長を遂げたとき、訴訟になるなどのトラブルを避けるためです。

子供の発達のリハビリで目指していくのは寝返り→立つ→歩くという能力獲得です。

それに向けて、筋力訓練やバランス訓練、歩く訓練(歩行器、杖、車いすなどの選択含む)を行います。

このリハビリで大切になってくるのが、子供が「これって面白そう」「これって好き」と感じる、子供の興味だと考えています。

子供の楽しいの先に、色々な可能性があると思います。

また、長い目で見て、二次障害にも注意が必要です。

痙性が強い子供ですと、関節が固くなりやすかったり、背骨の病気(頚椎症や腰痛)になりやすかったりします。

そういった二次障害の予防も大切なリハビリです。

 

今はSNSなどで障害のある子供を持つ親のコミュニティも見つけやすいため、情報収集もしやすいかと思います。

 

また、私も3人の子供を育てる母親として、障害のあるなしに関わらず、将来への不安はあると思っています。

もちろん、障害のある子供を育てるということは、そうではない子供を育てる以上に様々な問題があると思います。

ですが、生まれたときに障害がないからといって、学校でいじめにあって不登校になるかもしれない、交通事故にあって後遺症が残るかもしれない、犯罪に巻き込まれるかもしれない・・・

挙げればキリがありませんが、私は子供をこれらから完全に切り離すことはできないと考えます。

でも、障害があろうがなかろうが、その時、心が折れてしまっても、また前を向けるような心であってほしい、そう願っています。

それは子供が幸せであること、自分で食べていける大人になることを目標に子育てをしていきたいと思っています。

子供が何が好きで、何に興味をもって、どんな才能が開花するかはやってみないと分かりませんよね。

可能性の芽を摘まないような子育てをしたいと思います。

 

Rann